大日本印刷(DNP)とDNPアイディーシステム(IDS)は、運転免許証の真贋判定を補助するサービス「ID確認 for eKYC」が、 個人間カーシェアサービス「Anyca」の会員登録時の本人確認に採用されたと発表した。
「ID確認for eKYC」は、スマートフォンやタブレット端末で撮影された運転免許証の画像から「真贋スコア」を算出することで、その真贋判定を補助するサービス。
券面の印刷の特徴を把握し、顔写真や住所等の部分的な貼り替えの有無を判定して偽造を見抜く「券面真贋判定補助機能」や、券面をOCRで読取り、情報記載ルールや生年月日等の事実と整合しているかどうかを見抜く「券面整合性判定機能」などを搭載する。
個人間カーシェアサービスAnycaを運用するDeNA SOMPO Mobilityでは、会員登録の際に運転免許証による本人確認を目視で行っているが、判定精度の向上とオペレーターの業務負荷軽減が課題であったことから、今回、この確認作業をシステムで補助する「ID確認for eKYC」を導入したという。