フィッシング対策協議会(Council of Anti-Phishing Japan)は7月5日、「フィッシング対策協議会 Council of Anti-Phishing Japan|ニュース|緊急情報|三井住友カードをかたるフィッシング (2021/07/05)」において、三井住友カードを装ったフィッシングの報告を受けていると伝えた。メールには次のような件名が使われていると報告されている(ただし、それ以外の件名が使われる可能性もある)。
- 【三井住友カード】から重要なお知らせ
- 【三井住友カード】ご利用確認のお願い
- 【重要】三井住友カードご利用確認
- ご利用のお知らせ【三井住友カード】
報告されている詳細内容は次のとおり。
- カードの利用状況の確認が必要という旨のメールが送られてくる。回答しない場合、カードの利用制限が継続されるという脅し文句がついている。
- 記載されたリンクにアクセスすると、会員情報の再登録を求める偽のサイトに誘導される。
フィッシング詐欺に使われているWebサイトは正式なWebサイトの内容をコピーして作成されることが多く、一見しただけで判別することがきわめて難しいという特徴がある。普段使っているサービスを利用する場合、メールやSMSに含まれているリンクからたどるのではなく、スマートフォンの公式アプリやWebブラウザに登録したブックマークなどからアクセスすることが推奨されている。