フィッシング対策協議会(Council of Anti-Phishing Japan)は7月6日、「フィッシング対策協議会 Council of Anti-Phishing Japan|ニュース|緊急情報|三井住友銀行をかたるフィッシング (2021/07/05)」において、三井住友銀行を偽るフィッシングの報告を受けていると伝えた。メールには次の件名が使われているとされている。ただし、それ以外の件名が使われる可能性もあるので注意が必要。
- 【三井住友銀行】から重要なお知らせ
報告されている詳細内容は次のとおり。
- セキュリティ強化のために口座が一時利用停止されており、登録情報の確認が必要という旨のメールが送られてくる
- 記載されたリンクにアクセスすると、個人情報の入力を求める偽のサイトに誘導される
フィッシング詐欺に使われているWebサイトは正式なWebサイトの内容をコピーして作成されることが多く、一見しただけで判別することがきわめて難しいという特徴がある。普段使っているサービスを利用する場合、メールやSMSに含まれているリンクからたどるのではなく、スマートフォンの公式アプリやWebブラウザに登録したブックマークなどからアクセスすることが推奨されている。