セゾン情報システムズは6月23日、次世代のクラウド型データ連携プラットフォーム「HULFT Square(ハルフトスクエア)」を開発し、2021年第3四半期から提供を開始すると発表した。

HULFT Squareは、基幹・業務システム上のさまざまなデータやシステムと、SaaS、アプリケーションなどを連携させるクラウド型データ連携プラットフォーム。SaaSからSaaS、SaaSとオンプレミス、SaaSと外部システムの間で、データを安全かつ自由にやり取りすることを可能にする。

セキュリティに関しては、厳密なセキュリティが求められるデータの安全性を担保するため、個人情報保護をはじめ、GDPR、SOC(Service Organization Controls)など各種の認定・認証に対応していく。

HULFT Squareによって業種や業界を越えて、社内・社外のシステム、データを連携できるため、組織や業態の変革を促すデジタルトランスフォーメーションを実現するという。

将来は、HULFT Square上に、マーケットプレイス(電子市場)や業種向けテンプレート、分析前処理などのデータ活用のソリューションも提供する計画。展開地域も広げていこと事で、グローバル連携を強化していく。