カゴヤ・ジャパンは7月27日、「KAGOYA CLOUD VPS」「同 IaaS」において、インスタンス作成時に利用可能なOSテンプレートとして、「AlmaLinux」「CentOS Stream8」の提供を開始すると発表した。
同社は、CentOS 8のサポートが2021年末で終了することから、その代替のOSとしてのニーズを狙っている。AlmaLinuxは、CentOS 8の後継を目指して、CloudLinuxが中心に開発しているRHEL(Red Hat Enterprise Linux)のクローンOS。また、CentOS Streamは、CentOSを開発してきたCentOS Projectが、RHELのアップストリームとして開発しているディストリビューションとなる。
仮想専用サーバ「KAGOYA CLOUD VPS」、IaaS「KAGOYA CLOUD IaaS」は、コントロールパネルからインスタンス作成時(または初期化時)にOSを選択することができる。
現在、OSテンプレートとして、「CentOS 8(64bit)」「CentOS 7(64bit)」「Ubuntu 20.04(64bit)」「Ubuntu 18.04(64bit)」「Ubuntu 16.04(64bit)」「kusanagi」「Windows Server 2019 Datacenter(64bit)」「Windows Server 2016 Datacenter(64bit)」「Windows Server 2012 R2 Standard(64bit)」が用意されている。
OSのほか、「Docker CE」「GitLab Core」「Redmine」といったアプリケーションをインスタント作成時にセットアップすることも可能だ。