フィッシング対策協議会(Council of Anti-Phishing Japan)は6月22日、「フィッシング対策協議会 Council of Anti-Phishing Japan|ニュース|緊急情報|Spotify をかたるフィッシング (2021/06/22)」において、音楽ストリーミングサービスの「Spotify」を偽装したフィッシングの報告を受けていると伝えた。
該当のメールの件名には次のような文言が含まれているという。ただし、それ以外の件名が使われている可能性もあるため注意が必要。
- お支払い情報を更新してください
報告されている詳細内容は次のとおり。
- 利用料の支払い状況の確認を促す内容のメールが送られてくる
- メールの本文には、請求の詳細を確認できることを謳う偽のサイトへのリンクが含まれている
- 2021年6月22日の段階でフィッシングサイトは稼働している
フィッシング詐欺に使われているWebサイトは正式なWebサイトの内容をコピーして作成されることが多く、一見しただけで判別することがきわめて難しいという特徴があるため注意が必要。普段使っているサービスを利用する場合、メールやSMSに含まれているリンクからたどるのではなく、スマートフォンの公式アプリやWebブラウザに登録したブックマークなどからアクセスすることが推奨されている。