NTT東日本は、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会時、報道機関と連携して、オリンピックスタジアムにてローカル5Gを用いた報道活動に関する実証実験を行うと発表した。
同社がオリンピックスタジアムにローカル5G環境を構築し、報道機関のカメラマンが、開閉会式や競技開催時に、フィールド内で撮影した写真データをその場からリアルタイムにアップロードする。
今回の実証実験は、報道機関に対して通信サービスとして提供することにより、大規模イベントなどの報道活動におけるローカル5Gの実用性に関する知見を得ることや、観客などの利用する無線通信からの電波干渉の影響を受けず、安定した写真送稿に役立て、将来の報道活動に活用するための知見を得ることを目的にしている。
今後は、本取り組みを通じて得たローカル5Gの実装に伴う知見を活かし、スポーツイベントなど大規模イベントが開催される会場やスポーツ関連施設への導入を促進し、メディア分野やスポーツ分野などのパートナー企業・団体と、ローカル5Gを活用したイノベーション創出に取り組んでいくという。