シャープは6月21日、Dynabookと共同開発した「Dynabook Chromebook C1」に関して、現行のLTE内蔵モデルにWi-Fi専用モデルを追加し、教育機関向けに7月下旬以降発売することを発表した。
同製品は、11.6型のタッチディスプレイを搭載し、従来製品からモバイル通信(LTE)機能を省いたWi-Fi専用モデルのChromebook。
CPUにQualcomm Snapdragon 7cを採用し、高いパフォーマンスの維持と長時間の電池持ちを両立させたとする。ノートPCとしてだけでなく、ディスプレイ部を反対側に折りたたむことでタブレットとしても使用可能。
折りたたんだ状態から開くと待機状態から高速で起動し、すぐに使用できる。また、屋外授業での使用を想定し、MIL規格に準拠した高い堅牢性と防滴性能を実現している。
本体にスタイラスペン(別売)を収納でき、必要な時にさっと取りだして使用できるほか、収納時に自動で充電可能。わずか15秒のチャージで約45分間使用できる高速充電にも対応する。
主な仕様は、本体サイズが289×206×19.8mm、重さ1.35kg。CPUがQualcomm Snapdragon 7c、内蔵メモリが4GB、内蔵ストレージ32GB。ディスプレイがタッチパネル付き11.6型TFT(解像度:1,366×768ドット)、ワールドフェイシングカメラが500万画素、ユーザーフェイシングカメラが100万画素、通信機能がIEEE802.11a/b/g/n/ac+Bluetooth 5.1。