SCSKは6月16日、ベネフィット・ワンと人事部門のデジタルトランスフォーメーション(DX)推進を目的とした協業を開始すると発表した。これにより、SCSKが自社開発しているERP「ProActive E²」とベネフィット・ワンが提供する人事情報を一括管理するデータ活用プラットフォーム「ベネワン・プラットフォーム」を連携したソリューションを提供する。

連携ソリューションでは、「ProActive」に登録された人事情報、給与・賞与の支給実績、勤怠情報を、「ベネワン・プラットフォーム」に連携し、健診結果・生活習慣情報などのデータと統合することで、分散しているデータの一括管理を実現する。

また、連携ソリューションでは、「ProActive」で取得できる給与・賞与の支給実績、勤怠情報と、「ベネワン・プラットフォーム」で管理する健康情報、スキル・評価などの人事情報を含むタレントマネジメントデータの相関分析が可能。これにより、従業員に関連するデータを集約・可視化することで、正確で効率的な人事管理・戦略立案を支援する。

加えて、連携ソリューションでは、人事情報、給与・賞与の支給実績、勤怠情報は、「ProActive」で登録されたデータを「ベネワン・プラットフォーム」へ直接連携するため、データの2重入力や整合性チェックなどの作業が不要となる。

  • 「ProActive」と「ベネワン・プラットフォーム」の連携イメージ