NTTコム オンライン・マーケティング・ソリューションは16日、「SMSを用いたフィッシング詐欺の意識調査」を発表。7割以上が不安を感じており、サービスを提供する企業などは消費者に誤解されないように対策を講じるよう呼びかけている。
同社が今年の4月に行ったスマートフォンを所有する男女約1000人に対する調査では、「企業からのSMSが届く場合に不安を感じる」が73.9%と大半を占めており、不安を感じる場合には大半がURLを開かず(74.1% 複数回答可)、記載内容を無視(48.9% 複数回答可)するなどの対応をしている。
フィッシング対策協議会に参画する同社は、消費者向けには、"SMSの発信者番号が企業がWebサイトで記載している電話番号かどうかを確認する"、SMSを用いたサービスを提供する企業には"消費者に誤解されないよう、Webサイトなどで発信者番号を記載する"など対策を啓蒙している。