フィッシング対策協議会(Council of Anti-Phishing Japan)は6月15日、「フィッシング対策協議会 Council of Anti-Phishing Japan|ニュース|緊急情報|エムアイカードをかたるフィッシング (2021/06/15)」において、エムアイカードを装うフィッシングの報告を受けていると伝えた。メールには次のような件名が使われていることが確認されているという(ただし、これら以外の件名が使われている可能性もある)。
- Webエムアイカード利用確認
- 【エムアイカード】利用確認 ****-****-****-**** ( **** は英数字 )
- 【重要なお知らせ】エムアイカードの利用確認
- 【MlCARD株式会社】重要なお知らせ
報告されている詳細内容は次のとおり。
- カード利用した取引について、本人の利用かどうかの確認を促すメールが送られてくる。回答されるまでカードの利用が制限されるという警告が含まれている。
- 2021年6月15日の時点でフィッシングサイトは稼働している。
フィッシング詐欺に使われているWebサイトは正式なWebサイトの内容をコピーして作成されることが多く、一見しただけで判別することがきわめて難しいという特徴があるため注意が必要。普段使っているサービスを利用する場合、メールやSMSに含まれているリンクからたどるのではなく、スマートフォンの公式アプリやWebブラウザに登録したブックマークなどからアクセスすることが推奨されている。