米シスコシステムズは6月2日(現地時間)、デジタル トランスフォーメーション(DX)を支援する新たな施策を発表した。今回発表の新製品、新機能、新サービスは、今秋以降、順次提供していく予定だという。
新しいCisco UCS Xシリーズは、ラックシステムとブレードシステムの長所を融合し、UCS X-Fabricテクノロジーを採用することで、今日の多様なワークロードに対応し、将来を見据えた設計となっているという。
Intersight Cloud Orchestratorでは、ワークフローを簡素化するローコードの使いやすい自動化フレームワークを提供。
最新のクラウド ネイティブ ワークロードのためのプラットフォームである、Intersight Workload Engineは、オープンソースのKubernetesと、コンテナネイティブの仮想化を用いたKernelベースの仮想マシン(KVM)基盤をベースに構築されているという。
Intersight Kubernetes Serviceの新たな拡張機能であCisco Service Mesh Managerは、ポリシーベースのセキュリティとサービストポロジのビジュアライゼーション管理を提供。
Cisco Cloud ACIでは、AWSとAzureに加えて、2021年秋の一般提供に伴い、Google Cloudでも利用できるようになる。
SD-WAN向けのCisco Catalyst 8000 Edgeシリーズとデータセンター向けのCisco Nexus 9000スイッチにThousandEyes Internet and Cloud Intelligenceを統合。キャンパス、ブランチ、データセンター、ユーザとアプリケーションを結ぶWANネットワークのポイントを監視する。
Nexus Dashboard Orchestratorは、複数のオンプレミスACIサイト、AWSおよびMicrosoft Azureのリージョン、2021年秋より Google Cloudにおいて、共通ポリシーを設定・管理するための統一されたインターフェースを提供。
Intersight Cloud Orchestratorでは、ワークフローを作成し自動化するローコードの使いやすいフレームワークを提供。
クラウド向けのカスタマー エクスペリエンス(CX)サービスのCX Business Critical Services for Cloudは、デジタル トランスフォーメーションの設計、導入、保護、最適化のために、アドバイザリサービスに加えてノウハウを提供する。