アクロニスは6月9日、Acronis Cyber Protect Cloudの新しいアドバンスドパック「Advanced Email Security」をリリースしたことを発表した。
Advanced Email Securityは、MSPが初期費用をほとんどかけずにサービスを構築し、サイバープロテクションを実現するAcronis Cyber Protect Cloudのアドバンスドプロテクションパック。エンドユーザーに影響が及ぶ前にメール経由のあらゆるサイバー脅威を検知・阻し、サービスプロバイダーはサイバーセキュリティ機能を強化・拡張できるという。
Acronis Cyber Protect Cloudとネイティブ統合され、MSPはサイバープロテクションサービスを拡張し、Microsoft365やGoogle Workspace、Open-Xchangeなどのメールボックスを保護するための単一ソリューションとして使用できるということだ。
Advanced Email Securityを追加したAcronis Cyber Protect Cloudは、社内メールアドレス経由で送信された脅威も阻止し、マルウェアが組織内で横展開されるのを防ぐことができるとする。
アクロニスのボードアドバイザー兼最高収益責任者(CRO)のヤン-ヤープ・イェーガー氏は、次のように述べている。「メールは、ビジネスに不可欠なものであると同時に、今日の組織にとって最大の脅威となっています。サービスプロバイダーにとって、メールの脅威から顧客を守ることは極めて重要です。新しいAdvanced Email Securityパックは、Perception Pointが提供するクラス最高のテクノロジーと、Acronis Cyber Protect Cloudの統合されたサイバーセキュリティやデータ保護、エンドポイント保護と組み合わせました。その結果、MSPの皆さまは、顧客のセキュリティを確保し、ビジネスの効率性と収益性を維持するために必要なすべてのものを手に入れることができるようになりました」