サイボウズと船井総合研究所は6月7日、DX(デジタルトランスフォーメーション)人財を育成する研修プログラム【3ヶ月集中デジタル人財育成研修「デジタル右腕」】を共同開発し、7月より開始すると発表した。

  • 研修プログラムのカリキュラム構成

研修プログラムは3ヶ月間にわたり、「生産性向上」「売上向上」「組織運営」の3カテゴリにおける講座とワークショップが開かれる。受講者は各カテゴリで学んだ内容を自社の課題に当てはめ、システムの活用に落とし込んだ最終課題を発表する。

サイボウズはローコード・ノーコード開発ができるクラウドサービス「kintone(キントーン)」を通じ、多くの企業の業務改善を支援してきた。一方船井総合研究所は、業種業界別の課題に応じたコンサルティングスタイルにより、年間5400社を超えるクライアントへコンサルティングサービスを提供している。

両社はこうしたさまざまな業種業界の実績をベースに、経営視点とデジタルツールの両方の知識を学習し、中小企業で自社の経営課題を発見し課題に適合するITツールを導入できる人財育成を促進することを狙っている。

講座は録画講座とワーク形式のカリキュラムが組み合わされており、3ヶ月間で全12回開かれる。研修受講料は1名につき33万円。