Microsoftは米国時間2021年6月2日、Visual Studio Codeの拡張機能「PowerShell(以下、VSC-PowerShell)」の更新を公式ブログでアピールした。最新版となるバージョン2021.5.1はVisual Studio MarketplaceGitHubから入手可能。インストール済みの場合は自動更新される。VSC-PowerShellはPowerShellのスクリプト記述をサポートし、構文の強調表示やコードのスニペット、コマンドレットに対するIntelliSenseなどをサポートする。

  • バージョン2021.5.1に更新したVSC-PowerShell

    バージョン2021.5.1に更新したVSC-PowerShell

本バージョンでは、強調表示のバックエンドに関するトラブルが発生しているため、構文の強調表示が既定で無効になった。以前のように有効にするには、「"[powershell]": { "editor.semanticHighlighting.enabled": true}」を実行する。また、単語の区切り文字も削除されているため、以前と同じ動作を望む場合は公式ブログを参考にしてほしい。なお、OmniSharpがバージョン0.19.2に更新され、競合状態が発生している。影響は小規模ながらもVSC-PowerShellを常用している開発者は注意が必要だ。詳しい変更内容はChangelogを参照してほしい。