TISと日本アイ・ビー・エムは6月3日、メインフレームを活用した企業の基幹システムのモダナイゼーションを支援するため、6月より両社で協力体制を確立し、協業していくことを発表した。
両社は、メインフレームのモダナイゼーションにおいて、特にレガシー言語(COBOL・PL/I)からJAVAソリューションへの移行に関する分野について協業を開始する。当初は製造業界と金融業界の大規模なレガシーシステムに注力するとしている。
今回の協業で両社は、営業活動を共に行うとともに、TISの「Xenlon~神龍 モダナイゼーションサービス」を活用し、構想策定のコンサルティング、アプリケーション移行前の検証、アプリケーションの移行、システムテスト、保守・運用までを協力して進めていくとしている。
両社の協力体制が確立されることにより、メインフレームのモダナイゼーションを進める企業に対して経済合理性に適うソリューションによるエンド・トゥー・エンドでの支援が可能になるとしている。