JPCERTコーディネーションセンター(Japan Computer Emergency Response Team Coordination Center:JPCERT/CC)は5月31日、「JVNVU#93332929: 複数のトレンドマイクロ株式会社製品の脆弱性に対するアップデート (2021年5月)」において、トレンドマイクロの複数の製品に脆弱性が存在すると伝えた。これら脆弱性を悪用されると、特権昇格、ログファイル改竄、サービス妨害攻撃(DoS: Denial of Service attack)、任意コード実行などを実施されるおそれがある。

脆弱性に関する情報は次のページにまとまっている。

脆弱性が存在するとされるプロダクトおよびバージョンは次のとおり。JPCERT/CCは開発者の提供する情報にもとづいてアップデートを適用することを推奨している。

  • ウイルスバスターコーポレートエディション XG SP1
  • Apex One 2019
  • Apex One SaaS
  • ウイルスバスター for Mac バージョン 11.0
  • ウイルスバスター for Home Network ファームウェアバージョン番号 6.5.599 およびそれより前のバージョン
  • スマートホームスキャナー for Windows バージョン番号 5.3.1179 およびそれより前のバージョン
  • InterScan Web Security Suite 6.5 Linux 版
  • InterScan Web Security Virtual Appliance 6.5
  • Q&A|Trend Micro  Business Support - アラート/アドバイザリ:InterScan Web Securityシリーズにおける管理画面の複数の脆弱性について

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