ServiceNow Japanは5月18日、新しいユニファイドエージェントソリューション「Agent Client Collector」を発表した。従来のエージェントでは診断情報の収集に重点が置かれていたが、新ソリューションを用いることで、ソフトウェア、ハードウェア、クラウドインフラストラクチャを横断して、データを収集・監視することが可能になる。

「Agent Client Collector」は、Now Platformの機能を活用して、IT Operation Management(ITOM、IT運用管理)、IT Service Management(ITSM、ITサービス管理)、Hardware Asset Management(HAM、ハードウェア資産管理)、Software Asset Management(SAM、ソフトウェア資産管理)、Security Operations(SecOps、セキュリティ運用)などをサポートする。

インシデントの解決に関する主な新機能は、「ポリシーに基づいたアプリケーションおよびエンドポイント監視」「 Live Assetビュー」「サービスおよびオペレーションチーム向けのAutomation Playbooks(ITSMおよびITOM)」。

Live Assetビューは、エージェントのワークスペース内で、エンドポイントの構成やパフォーマンスデータをリアルタイムに可視化し、トラブルシューティングを支援する。

Automation Playbooksは、エージェントにインシデント解決の自動化権限を与えることで、従業員体験を向上する。

加えて、「Agent Client Collector」は、従業員のソフトウェアおよびハードウェアデータを収集することで、運用コストや投資を最適化する。