Microsoftは5月12日(米国時間)、「Windows 10, version 1909 and Windows Server, version 1909|Microsoft Docs」において、「Windows 10, version 1909」のいくつかのエディションなどがサポート終了に達したと伝えた。サポートが終了したバージョンは今後セキュリティアップデートが配信されることはないため注意が必要。
同日、サポートが終了したWindowsは次のとおり。
- Windows 10, version 1909 Home
- Windows 10, version 1909 Pro
- Windows Server, version 1909 (すべてのエディション)
次のWindowsは1年後となる2022年5月11日(米国時間)までサポートが提供される。
- Windows 10, version Education
- Windows 10, version Enterprise
- Windows 10, version IoT Enterprise
Microsoftは該当するプロダクトを使用しているユーザーに対し、可能な限り迅速に最新のWindows 10へアップデートすることを推奨している。
Windows 10のサポート期限に関しては次のページに情報が掲載されている。
今後終了が予定されているバージョンと日付は次のとおり。
サポート期限 | 対象 |
---|---|
2021年12月14日 | Windows 10, version 2004 |
2022年5月10日 | Windows 10, version 20H2 |
本稿執筆時点での最新版はWindows 10, version 20H2。次のフィーチャーアップデートバージョンとなる「Windows 10, version 21H1」の公開が迫っており、配信が開始されたあとはこの最新版へアップグレードすることが推奨されるものと見られる。
すでに動作しているアプリケーションやプラットフォームに問題が出ることを懸念して、古いバージョンを使い続けるユーザーも多い。しかし、セキュリティサポートが終了したプラットフォームはサイバー攻撃に対して脆弱であり、基本的にはセキュリティサポートが提供されているバージョンを使い続けることが推奨されている。