インターネットイニシアティブは5月10日、セキュリティオペレーションセンター(SOC)で顧客システムのセキュリティログを監視しインシデント対応を行う「IIJ C-SOCサービス」の機能を拡張し、クラウド型ネットワークセキュリティプラットフォーム「Prisma Access」を同日より監視対象に追加することを発表した。

これにより顧客は自社ネットワークに追加機器を設置することなく、Prisma Accessの監視が可能になることに加え、IIJ C-SOCサービスでPrisma Accessのログを収集・分析することで、より豊富な情報をもとにインシデント対応を行うことができるという。

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IIJ C-SOCサービスは、24時間365日、ファイアウォールなどのセキュリティ機器からセキュリティログを収集・分析し、そこで検知したセキュリティインシデントへの対応を行うサービス。これまで監視対象は、IIJのセキュリティサービスおよび顧客が運用しているセキュリティ機器に限られていたが、このたび他社クラウドサービスとの連携、監視を実現する「クラウドログ連携モジュール」機能を新たに実装することでPrisma Accessの監視に対応した。

Prisma Accessは、SASE環境に必要となる次世代ファイアウォールを含むネットワーク・セキュリティ機能をクラウドサービスとして提供するセキュリティプラットフォーム。今回IIJ C-SOCサービスがPrisma Accessに対応することで、顧客環境の通信に潜在するセキュリティインシデントの早期発見および対策支援が可能となった。

利用料金は初期費用:200万円〜(税別)、月額費用70万円〜(税別)。