米コンピュータ緊急事態対策チーム(US-CERT: United States Computer Emergency Readiness Team)は5月6日(米国時間)、「VMware Releases Security Update |CISA」において、VMware vRealize Business for Cloudに脆弱性が存在すると伝えた。対象の脆弱性を悪用されると、攻撃者によって影響を受けたシステムの制御権が乗っ取られる危険性がある。

脆弱性に関する情報は次のページにまとまっている。

脆弱性が存在するとされるプロダクトおよびバージョンは次のとおり。

  • VMware vRealize Business for Cloud version 7.6

脆弱性が修正されたプロダクトおよびバージョンは次のとおり。

  • VMware vRealize Business for Cloud version 7.6 security release (2021/05/05)
  • VMSA-2021-0007

    VMSA-2021-0007

脆弱性はCVSSv3スコア値で9.8の緊急(Critical)に分類されており注意が必要。Cybersecurity and Infrastructure Security Agency (CISA)はユーザーおよび管理者に対し、上記の情報をチェックするとともに、必要に応じてアップデートを適用することを推奨している。