飛島建設とジェーシービー（JCB）は4月26日、建設業界の業務効率化に向け、建設現場における資材などの商品注文や配送、請求・決済等を行う共創プラットフォーム「e-Stand」を活用した協業を開始したことを発表した。

  • e-Stand デザイン

    e-Stand デザイン

今回の協業は、建設現場でのデジタルテクノロジーの積極活用によるビジネスプロセスの再構築により業界の課題を解決したい飛島建設と、将来的に法人向けカードの会員基盤を拡大し建設業界におけるBtoB決済市場に参入したいJCBの思いが一致し、実現したものだという。

飛島建設が提供する建設現場向けの共創プラットフォーム「e-Stand」では、顔認証システムを活用して入退場登録を行う現場管理サービスや、端末に表示されるQR コードを読み取るだけで注文、受取、決済できるECサービス等が搭載されている。

同プラットフォームから、アマゾンジャパンの法人・個人事業主向けEコマース「Amazonビジネス」を利用可能にすることで、より幅広い資材の発注が可能になるとしている。

将来的には「e-Stand」を利用する事業者に対し、JCBが法人向けパーチェシングカードを発行することで、資材購入等に関する各業者への支払いの一本化を実現するなど精算業務の効率化を目指すということだ。

  • 将来のサービスイメージ

    将来のサービスイメージ