カゴヤ・ジャパンは4月26日、NECのスーパーコンピュータ「SX-Aurora TSUBASA」をカゴヤ・ジャパンのデータセンターで運用できる「SX-Aurora TSUBASAクラウド」を提供開始すると発表した。
SX-Aurora TSUBASAは、超高性能・低消費電力を実現しているベクトルプロセッサを実装し、高機能性と使いやすさを両立している。ベクトルプロセッサは最大10コアを搭載。3.07TFの演算性能とプロセッサあたり1.53TB/sのメモリ帯域により、アプリケーションを超高速に実行することが可能。
「SX-Aurora TSUBASAクラウド」は、SX-Aurora TSUBASAをカゴヤのクラウド上で運用できるインフラ(サーバや電源、空調設備)と保守料金込みのセットにしたサブスクリプションサービス。
カゴヤは2020年11月、NECが「SX-Aurora TSUBASA」のPCI Expressカード型ベクトルエンジンの単体販売を開始した際、同社のデータセンターに収容できるハウジングサービスの提供を開始している。
「SX-Aurora TSUBASAクラウド」は2つのモデルが用意されている。エントリーモデルの価格は、初期費用が11万円、月額費用が8万8,000円。ミドルレンジモデルの価格は、初期費用が13万2,000円、月額費用が29万7,000円