Microsoftは4月22日(米国時間)、「iPad support now available in Microsoft Lists for iOS」において、Microsoft 365 の情報追跡アプリ「Microsoft Lists」のiPad版を公開したと伝えた。次のページからダウンロードできる。iPad向けのUI/UXが提供され、スクリーンサイズを活かした操作ができるようになっている。
MicrosoftはこれまでiPhone向けの「Microsoft Listsアプリ」の提供は行っていた。このため、iPadではiPhone版のMicrosoft Listsアプリを2倍に拡大して使うといった方法しかなかった。今回、iPadネイティブに動作するアプリが提供されたことで、iPadのスクリーンサイズを生かして操作できるようになった。
MicrosoftはiPhoneやiPad向けにアプリの提供を行っており、逐次新機能の追加やUI/UXの改善を行っている。iPadはタブレットデバイスとしてはパワフルなプロセッサを搭載しており、さまざまなアプリが動作可能な状況になっている。AppleはiPadOSをよりデスクトップ的な使い方ができるように機能拡張も進めており、デスクトップに代わるデバイスとしての側面も担いつつある。Microsoftは自社アプリのiPad対応や改善を順次進め、このプラットフォームにおいても同社の代表的なアプリが使える状況が整いつつある。