大林組は21日、建築物のコンクリート打設の際に必要な量を計算できるAR活用のアプリ「ピタコン」をエム・ソフトと共同で開発したことを発表した。「ピタコン」は、LiDAR(Light Detection and Ranging)搭載のiPhoneやiPadで撮影した画像とARを使って、打設時のコンクリート必要数量を計算できるアプリで来月からエム・ソフトが一般販売する。従来、2人1組で巻き尺を用いて辺や深さを計測し、必要なコンクリート量を計算していた業務が1人でも可能になる。時間の短縮が見込め、計算間違いによる過大発注なども削減できるようになる。

  • (同社資料より)

    (同社資料より)