ショーケースは4月19日、運営するスマートフォンの最新情報メディア「bitWave」がまとめた「格安SIM利用者動向 2021年4月」の結果を発表した。調査対象は、格安SIMを契約している10代〜60代の男女500人。

格安SIMを利用中の男女500人に「他社への乗り換えを検討しているか」を質問したところ、検討していると答えたユーザーは38.6%だった。

乗り換えを検討していると回答した193人に検討している会社・料金プランを聞いたところ、最も多かったのは、楽天モバイルだった(n=83、43.0%)。これに、ahamoを検討してる人(n=48)、povoを検討している人(n=14)が続いている。MNVO各社への乗り換え検討は比較的少なく、MNOへの流出傾向が浮き彫りになった。

  • 格安SIM利用者が検討している乗り換え先 資料:ショーケース

格安SIMからの乗り換えを検討していないと回答した人(n=307)に理由を聞いたところ、「現状で満足している」と答えた人が最多の67.4%となっている。