日立製作所と日立ビルシステムは4月19日に、標準型エレベーターの約7年ぶりの新モデルである「アーバンエース HF」を日本国内で販売開始する。価格は個別見積。

新製品は、プロダクトデザイナーの深澤直人氏が監修するデザインを採用し、感染症リスク軽減ソリューションやビルオーナー・管理者向けダッシュボードである「BUILLINK(ビルリンク)」を始めとするLumadaのソリューションに対応している。

  • アーバンエース HFの乗りかご内部

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  • 操作パネルなどのイメージ

デザインに関しては、統一感のある色調、凹凸の少ないフラットな乗りかご内空間、視認性を高めたボタンといった側板、戸、天枠、操作盤の色調を統一したシンプルな内装の「CLEAN」と、木目柄とシルバー色の組み合わせた「CLASSIC」の2系統の意匠デザインが用意されている。

  • かご内クリーン運転のイメージ

  • 密集回避運転のイメージ

また、「かご内クリーン運転」による乗りかご内の空気の浄化、密集回避運転による乗り場や乗りかご内のソーシャル・ディスタンシング、非接触登録装置によるボタンに手を触れない形でのエレベーター利用、LINEと連携するタッチレスエレベーター呼びサービスである「エレトモ」など、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の拡大を契機としたニューノーマル時代に対応したソリューション群を適用できるという。

  • BUILLINKの画面イメージ

さらに、遠隔監視・保全サービスである「スーパーヘリオスメンテナンス」、ビルオーナー・管理者向けダッシュボードのBUILLINK、緊急時4か国語表示・放送に対応する。