NECネッツエスアイは4月13日、空間内のCO2濃度をIoTデバイスで測ることで3密状態を検知し、室内における適切な人数や換気タイミングを見える化する「IoT3密検知ソリューション」の提供を開始すると発表した。

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「IoT3密検知ソリューション」は、CO2センサ内蔵IoTデバイスでCO2濃度を測定し、室内の人数情報をリアルタイムでクラウド上に集約する。IoTデバイスからクラウドへのアクセスでは、ソニー独自の低消費電力広域(LPWA)通信規格の ELTRES IoTネットワークサービスを活用することで低消費電力・広範囲の通信を可能にしている。

  • 「IoT3密検知ソリューション」表示画面イメージ(メーター表示)

  • 「IoT3密検知ソリューション」表示画面イメージ(ダッシュボード表示)

室内の3密に関する情報は、PC/タブレット/スマートフォンにて、場所や時間を問わず確認することができ、「適切な換気のタイミングがわからない」「換気が十分か心配」などの不安の解消につなげる。

利用シーンとしては、オフィスの執務エリアや会議室、学校の各教室や、飲食店のフロアや個室などが想定される。「IoT3密検知ソリューション」の提供価格は、初年度が年額10万7800円/台からで、次年度から、年額7万8100円/台からとなっている。