Skyは、大規模ユーザ向けシンクライアントシステム「SKYDIV Desktop Client Ver.4」(スカイディブ デスクトップ クライアント バージョン4)を開発、販売開始した。
シンクライアントシステム「SKYDIV Desktop Client」は、仮想環境(シンクライアント)でのPCの運用管理を支援する各種機能を搭載し、テレワークやネットワーク分離環境などの業務環境で、業務を行えるようにサポート。管理画面上でユーザーへの仮想端末の割り当てや、各端末の利用状況を確認できる。
最新の「SKYDIV Desktop Client Ver.4」では、仮想端末上で印刷処理を行う際に、データ圧縮でネットワーク負荷を軽減する機能や、オーディオ調整でWeb会議システムの音質向上を図る仕組みなど、仮想環境の「使いやすさ」をさらに向上させる機能を搭載した。
最新バージョン(Ver.4)の主な搭載機能は以下の通り。
・印刷時のネットワーク負荷をデータ圧縮で軽減
仮想端末上で印刷処理を行う場合に、独自の仮想プリンタを用意して画像を圧縮・削除することで、サーバーとクライアントPC間のネットワーク負荷を軽減。
・オーディオ調整
仮想端末上でWeb会議システムを利用する際に、独自の仮想オーディオデバイス(マイク / スピーカー)を利用することで、Web会議中のノイズを軽減し、音質の向上が図れる。
・常時起動
リンククローン(共有端末)を利用する場合に、仮想端末を常時起動しておくことで、素早く仮想端末に接続して使える環境を用意。
・よく使うアプリケーションを同時起動
業務をスムーズに始められるように、ランチャー画面から仮想環境にリモート接続する際、よく使うアプリケーションを起動しておくことが可能。