NECソリューションイノベータは4月8日、RPA開発のノウハウをマンツーマンでレクチャーする「NEC Tutorサービス for RPA」を提供開始した。価格は月額5万5000円から、契約は1か月単位。年間100社への提供を目指す。
新サービスでは、集合型の研修や自己学習で身に付けることが難しいRPA開発のノウハウを、同社のトレーナーがマンツーマンでレクチャーする。同サービスの特徴として同社は、スペシャリストによるマンツーマン指導、短時間の研修と定期実施によるスキル定着の支援、リモートまたは対面訪問での実施が可能、実業務に沿った指導の4点を挙げる。
スペシャリストによるマンツーマン指導に関しては、同社の国内各拠点に在籍するスペシャリストがマンツーマンで、受講者に必要なポイントに絞って指導することで、実践力の強化を支援するとしている。
短時間の研修と定期実施によるスキル定着の支援については、受講時間を確保しやすいよう1回につき2時間で研修を実施し、また週1回から週3回までの実施回数に応じたプランを提供する。これにより、開発要員の状況に合わせて定期的に研修を実施することで、開発の疑問点の解消や開発スキルの定着をサポートするとのこと。
実施形式は、リモート形式またはユーザー企業への対面方法のいずれかを選択できる。 リモート形式でのサービス提供により、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)が拡大している状況下でも安心して利用できるとしている。
指導は、ユーザー企業自身が実業務で使用するRPAをベースに行う。 実業務で使用するRPAを同サービスを通して最後まで作り上げることで、実際の業務に役に立つRPAの完成と併せて技術の習得が可能になるという。