ヤマハは4月6日、ネットワークエンジニアのスキルアップを目的とした、同社初の公式認定制度「ヤマハネットワーク技術者認定試験(Yamaha Certified Network Engineer)」を2021年6月より開始すると発表した。
同試験では、最新のネットワーク技術やヤマハネットワーク製品の知識、専門性の高さを評価する。これにより、ネットワークエンジニアのスキルセットの1つとして役立て、キャリアアップにつなげてもらうことを狙っている。
第1弾として、2021年は「ネットワークエンジニアを目指す学生」「ネットワークの基礎知識を確認したい人」「ヤマハネットワーク製品を扱う営業担当者とネットワークエンジニア」を対象とした「YCNE Basic★」を開始する。2021年秋には、会員制コミュニティサイト「ヤマハネットワークエンジニア会(YNE)」で模擬試験などのリリースも予定されている。
試験形態はCBT(Computer Based Testing)で、問題数は50問、試験時間は60分となっている。
今後、「YCNE Basic★」よりもレベルが高い「YCNE Standard★★」「YCNE Advanced★★★」のリリースも計画されている。
なお、日本ネットワーク技術者協会が主催するヤマハネットワーク機器検定試験「Y検」は「YNE Basic★」のレベルに相当するため、Y検合格者の希望に応じ、「YNE Basic★」の資格を付与する対応をするとしている。