ウイングアーク1stは4月6日、ドキュメント管理ソリューション「SPA Cloud」とServiceNowを連携させた「SPA Cloud for ServiceNow」を提供開始した。ServiceNowが運営する「ServiceNow Store日本版」サイトから提供し、価格は82,500円/月(税込)。

  • サービス連携構成図

    サービス連携構成図

「SPA Cloud Adapter for ServiceNow」により、ServiceNowの対象レコードと文書を紐づけて「SPA Cloud」内のフォルダーへ保管することができ、「SPA Cloud」に取り込んだ文書をServiceNow画面上のURLのリンクから参照することが可能となる。

また、ServiceNow上に蓄積されたデータをそのまま帳票出力可能にする「SVF Cloud for ServiceNow」との連携により、ServiceNowからワンボタンで印刷、PDF出力し、文書保管を行うまでをオールインワンで運用することが可能となる。

たとえば「ServiceNow Customer Service Management」のユーザーは、顧客対応に関する申込書などの取引文書をセキュアに自動保管ができ、ServiceNowのデジタルワークフローを起点にした業務プロセスの自動化が可能。

「SPA Cloud」の自動取り込み・自動仕分けや版管理・文書管理機能により、文書管理に伴う煩雑な作業を自動化することで、業務の効率化と内部統制を高めるセキュアな環境での運用が可能になるほか、「SPA Cloud」のAI OCR機能により、紙ドキュメントの文書属性や内容をデジタルデータ化でき、データを有効活用することができるとしている。