Honda(本田技研工業)は5日、同社が持つ技術の社外での活用促進に向けて技術ライセンスの窓口となる公式Webサイトを公開した。

バイクに自動車、ライフクリエーションから航空機まで広く事業を展開する同社は、5万件を超える特許を保有しているが、これまでもオフィス家具メーカーのクロスや夜間歩行者認識技術のSDK、ホンダ・リサーチ・インスティチュート・ジャパンの自然言語処理技術「HRiM」など他業種へのライセンス活動を広げている。Webサイトには、ライセンス可能な技術や資料が掲載されており、窓口のフォームが設置されている。

5日に掲載されているライセンス可能な対象技術は、抗ウイルス・抗アレル物質布地「アレルクリーンプラス」/撥水・撥油性の布地「ファブテクト」/電機・水ポンプのエンジン排熱を利用した蒸留水生成装置/耐食性に優れた防錆皮膜「HyDコート」/高強度耐熱マグネシウム合金/ハイサイクル・外観性向上を叶えた着色メタリック樹脂/人が入れない場所に車を停める無人車両搬送ロボット/ロボット聴覚 HARK/マルチドメイン対話システムフレームワークHRiME/接合技術 摩擦撹拌接合。今後も随時更新されていく予定。