ウイングアーク1stは3月29日、文書流通サービスである「SVF TransPrint」の最新版を提供開始した。最新版では、運用効率向上に焦点を当てた機能拡張を実施し、より大規模な自社印刷に対応する機能も実装したとのこと。
主な新機能は以下の8点。
- 配信先ごとのフォルダアクセス制御
- リマインドメールの上限解除
- 配信先登録メールアドレスの拡張
- 配信先更新の利便性向上
- 配信先への通知メールタイトル内への配信先会社名の挿入に対応
- 配信先メールアドレス新規追加時の通知メール受信
- タイムスタンプ付き原本のダウンロード対応
- 自社印刷機能の拡張
フォルダアクセス制御に関しては、ドキュメント管理ソリューションである「SPA Cloud」のグループを配信先に割り当てることでアクセス制限を解除でき、配信先ごとのフォルダアクセス制御も可能になるとのこと。
リマインドメールについては、未ダウンロードの配信先に対するリマインドメールの自動送信数の上限を解除した。配信先登録メールアドレスは、従来の5個から10個に拡張した。配信先更新については、Excel形式やCSV形式での配信先一括更新を可能とした。
配信先会社名の挿入は、セットアップ時のメールタイトルに配信先会社名を差し込み可能としたもの。これにより、メール不達のバウンスメール通知で不達先の配信先を把握可能になるという。
配信先メールアドレス新規追加時の通知メール受信は、配信先がWeb配信に同意してメールアドレス収集サイト上で新規登録した際に、通知メールを受信可能としたもの。
タイムスタンプ付き原本のダウンロード対応では、ファイルリンクを配信設定のダウンロード設定に従うように変更し、タイムスタンプ付き原本をダウンロード可能にした。
自社印刷機能の拡張に関しては、ファイル容量が500MBを超える場合にダウンロードするzipファイルの分割を可能にするとともに、従来は印刷用に結合したPDFファイルを1000ページごとに分割保存していたものを、結合するページ数を指定可能とした。