JuliaLang.orgは現地時間24日、高速性に定評のあるプログラミング言語「Julia」の新バージョン1.6をリリースしたことを公式ブログで発表した。各OS対応のバイナリは公式サイトからダウンロードできる。また1400ページ近くに及ぶマニュアル「The Julia Language」も設置している。

次期LTSの候補であるという1.6では、文法やライブラリ、コンパイラと多岐にわたる機能改善が加えられており、変更点はGitHub上のリリースノートで確認できる。公式ブログではその中から、パッケージのプリコンパイル、ライブラリ読み込みの高速化やコンパイル時間を計測する@timeや@timevの紹介など、実行速度に定評あるJuliaのさらなる高速化を中心に10項目をピックアップしている。

  • Julia v1.6実行画面

    Julia v1.6実行画面