成田国際空港を運営する成田国際空港(NAA)、羽田空港国際線旅客ターミナルビルを運営する東京国際空港ターミナル(TIAT)は3月25日、NECの顔認証技術を搭載したシステムを活用し、新たな搭乗手続き「Face Express」を21年4月より実証実験として開始すると発表した。
航空機に搭乗する際、所定の手続きで顔写真を登録することで、チェックインや手荷物預けなどその後の手続きにおいて、搭乗券やパスポートを提示することなく顔パスで通過できるようになる。これにより、搭乗手続きがスムーズになるだけでなく、新型コロナウイルス感染症対策にもつながる。
成田空港と羽田空港ともに4月13日より実証実験を開始し、いずれも7月より本格運用を開始する予定だ。