日本航空(JAL)は3月22日、空港内の自動チェックイン機、自動手荷物預け機のタッチパネルを非接触化すると発表した。同日より、羽田空港国内線に順次展開し、4月以降札幌(新千歳)、大阪(伊丹)、福岡、沖縄(那覇)空港に展開する予定だ。
具体的には、空港内の自動チェックイン機、自動手荷物預け機にタッチレスセンサーを取り付け、操作画面に直接触れることなく、搭乗手続きや手荷物タグの発行ができるようになる。タッチレスセンサーから出る赤外線により、非接触で搭乗手続きが完了する。画面からの距離は自動チェックイン機が2.5cm、自動手荷物預け機が4cmで設定されている。
またJALは、感染症対策として、3~5年にわたって特定のウイルスを99.9%減少させる効果が確認されているという抗ウイルス・抗菌のコーティングを、チェックインカウンターや機器、車両などへ実施している。JALは今後も、最新のテクノロジーを駆使した感染症対策を進める方針だ。