第一生命保険は3月17日、全国の小学生・中学生・高校生合計3000人を対象に実施した第32回「大人になったらなりたいもの」のアンケート調査結果を公開した。
今回はコロナ禍を鑑みて、調査方法をインターネット調査に変更し、これに伴い、アンケート対象も幼児・児童から小学3年生~6年生・中学生・高校生に変更している。
小学生1134人に聞いたところ、男子小学生の第1位は会社員(8.8%)だった。これに、は「YouTuber/動画投稿者」(8.4%)、「サッカー選手」(7.6%)と続いている。一方、小学生女子の第1位は「パティシエ」(14.1%)で、第2位以下に大差をつける結果となった。第2位以降は「教師/教員」(7.1%)、「幼稚園の先生/保育士」(6.0%)と続いている。
中高生・男子では、上から「会社員」(18.3%)、「IT エンジニア/プログラマー」(6.8%)、「公務員」(5.7%)となった。男子・中高生では、「IT エンジニア/プログラマー」や「ゲーム制作」など、専門性を生かせる職種も人気となっている。
中高生・女子では、上から「会社員」(13.6%)、「公務員」(7.8%)、「看護師」(6.9%)となっている。男子との違いは、第3位に「看護師」がランクインしている点。中高生・女子の「選んだ職業になりたい理由」において「誰かの役に立ちたいから」という理由が第2位に入っており、同社は「新型コロナウイルスの流行により医療現場の第一線で働くエッセンシャル・ワーカーの重要性が広く認識される中、看護師を志す学生が増えているのかもしれない」とコメントしている。