キーサイト・テクノロジーは3月16日、LANインタフェースを搭載し、ネットワーク経由での測定を可能とした3出力DC電源、ファンクションジェネレーター、デジタルマルチメータ、オシロスコープの4種類からなるラボ(実験室)向けベンチトップ型測定器「Smart Bench Essentials(SBE)シリーズ」を発表した。

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    キーサイトのSBEシリーズの外観

同シリーズはいずれもUSBならびにLANインタフェースを標準搭載しているほか、7型カラーディスプレイならびに共通ユーザーインタフェースを採用することで、より容易かつ直感的な操作を可能とした。また、「PathWave BenchVueソフトウェア」を活用することで、計測機器同士が相互接続された状態で、リモート環境下でのテスト、解析、結果の共有が可能となっており、在宅環境下でもラボにアクセスして、複数のセット済みの測定対象物に対し、測定を行うことが可能となっている。

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    SBEシリーズの特徴

今回、SBEシリーズとして発表されたのは、既存のオシロスコープ「InfiniiVision 1000 Xシリーズ」(型番:EDUX1052A/G))ならびに、新製品となる5.5桁デジタルマルチメータ「EDU34450A」、3出力DC電源「EDU36311A」、ファンクションジェネレーター「EDU33211A/EDU33212A」。いずれも奥行き130mm以下と、薄型で手狭なベンチスペースでも場所を取らずに設置できるほか、オプションのスタッキングキット「EDU190A」を活用することで、3つの測定器を重ねて使用することも可能となっている。また、いずれの製品にもPathWave BenchVueアプリケーションライセンスが標準で付属されるという。

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    SBEシリーズの概要

EDU34450Aは、DCV基本確度0.015%で11種類の入力信号の測定が可能なデジタルマルチメーター。EDU36311Aは、3つの独立した電源チャネルを有する3出力DC電源。そしてEDU33211A/EDU33212Aは6種類の変調波形と17種類の汎用波形を内蔵しているほか、16ビットの任意波形機能と最大8Mメモリチャネルを有するファンクションジェネレーター。2チャネルモデルのEDU33212Aは、振幅と周波数で結合できる2つの独立したチャネルを有している。

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    InfiniiVision 1000 Xシリーズの概要

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    EDU34450A 5.5桁デジタルマルチメーターの概要

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    EDU36311A 3出力DC電源の概要

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    EDU33211A/EDU33212A ファンクションジェネレーターの概要

このほか、SBEシリーズには、24時間年中無休のオンラインナレッジセンターのテクニカルエキスパートにアクセスし、スピーディに業務を進めることが可能な「KeysightCareサポート」も含まれているという。