ヤマハは3月15日、ヤマハスイッチのエントリーモデルであるシンプルL2スイッチ「SWX2100シリーズ」をリニューアルし、「SWX2110シリーズ」4機種を発表した。従来の8/16ポートに加え、新たに5ポートモデルも追加した。
今回発表になったSWX2110シリーズは、「SWX2110-5G」(5ポート)、「WX2110-8G」(8ポート)、「WX2110-16G」(16ポート)、「WX2110P-8G」(PeE、8ポート)の4機種。価格(税別)はそれぞれ9,800円、14,500円、34,000円、39,800円となる。2021年4月に発売される。
リニューアルでは、金属筐体を採用して放熱性を高め、コンパクトサイズを実現。SWX21108Gでは設置面積で37%、体積で64%削減。SWX2110-16では、設置面積で22%、体積で64%削減となっている。
また、マグネットシートを同梱しており、スチール製のデスクサイドやキャビネットの側面に設置可能。「SWX2110-5G」「SWX2110-8G」では、壁に取り付けたネジに本体底面の壁掛け穴を掛けるだけで設置ができる。
5ポートと8ポートモデルでは、インタフェースを同一面 にすることで 、配線が整い、より省スペースでの設置を可能にしている。
「SWX2110P-8G」は、8ポート中4ポートでIEEE802.3atに対応し、1ポートあたり最大30W、装置全体で70Wの給電が可能。
ソフト面では、ポートベース VLAN、タグ VLAN、QoS、マルチキャストスヌーピング、ポートミラーリング、ポートシャットダウン機能を新たに搭載。ヤマハルータや「Yamaha LAN Monitor」と組み合わせることで、LANの見える化機能「LANマップ」での管理に対応。さらに、本機をエッジスイッチとして利用することで、本機に接続された端末まで含めたあネットワーク状態を確認できる。