JPCERTコーディネーションセンター(JPCERT/CC: JPCERT Coordination Center)は3月9日、「複数のApple製品のアップデートについて」において、Appleの複数のプロダクトに複数の脆弱性が存在すると伝えた。脆弱性に関する情報は次のページにまとまっている。
- About the security content of iOS 14.4.1 and iPadOS 14.4.1 - Apple Support
- About the security content of macOS Big Sur 11.2.3 - Apple Support
- About the security content of watchOS 7.3.2 - Apple Support
- About the security content of Safari 14.0.3 - Apple Support
脆弱性が存在するプロダクトおよびバージョンは次のとおり。
- iOS 14.4.1より前のバージョン
- iPadOS 14.4.1より前のバージョン
- macOS Big Sur 11.2.3より前のバージョン
- watchOS 7.3.2より前のバージョン
- Safari 14.0.3より前のバージョン (macOS Catalina, macOS Mojave)
脆弱性が修正されたプロダクトおよびバージョンは次のとおり。
- iOS 14.4.1
- iPadOS 14.4.1
- macOS Big Sur 11.2.3
- watchOS 7.3.2
- Safari 14.0.3 (macOS Catalina, macOS Mojave)
JPCERT/CCは上記ページのセキュリティアドバイザリを確認するとともに、影響範囲の確認と対策の実施を行うことを推奨している。既に修正されたバージョンが公開されていることから、該当するプロダクトを使用している場合はアップデートを適用することが望まれる。