凸版印刷は3月9日、スコープとともに、商品をテーマごとに訴求する紙/Webチラシ製作サービス「ハッシュタグチラシ」、チラシの理解を促進する動画製作サービス「動画チラシ」、テーマに該当する月間特売商品を表示できる「パーソナルDBチラシ」からなる新しい販促支援サービス「未来のチラシ」を開発したことを発表した。
なお、本格提供開始に先立ち、2月からイトーヨーカドー各店でトライアルを開始した。
同サービスを構成する「ハッシュタグチラシ」は、商品選定への想いをハッシュタグによりテーマ付けし、価格だけではない商品の魅力を認識させることが可能。紙のチラシだけでなく電子チラシの製作もできるほか、SNS等の他のデジタルサービスとの連携も可能だという。
「動画チラシ」は、凸版印刷が提供する動画製作サービス「movring」を活用し、チラシの動画化を安価、短納期で制作。ハッシュタグの切り口毎のショート動画で訴求力を向上させるという。
また、「パーソナルDBチラシ」は、「ハッシュタグチラシ」から気になるテーマにアクセスし、テーマに該当する月間特売商品を表示できるデジタルチラシ。チラシ未掲載商品を含む対象商品の一覧が確認できるという。
なお、イトーヨーカ堂でのトライアルの目的は、未来のチラシの制作、配信、店舗での展開方法、およびその効果の検証で、トライアル期間は2月1日~2月28日、3月1日~3月31日。
凸版印刷は今後、イトーヨーカドー各店におけるトライアルを継続するとともにその効果を検証し、GMS、食品スーパー、ドラッグストア、ホームセンターを中心に導入し、適切な販売をサポートするという。また、ライブコマース機能や商品レコメンド機能、対話型検索機能を「パーソナルDBチラシ」に組み込み、スムーズに購買につながる基盤として拡充していくとしている。