キューアンドエーとディー・キュービックは3月5日、会話AIを活用した法人向け「AI電話自動応答サービス」に関し、同日から「代表電話受付パッケージ」「予約受付パッケージ」「注文受付パッケージ」の3つのサービスパッケージの提供開始することを発表した。
「AI電話自動応答サービス」は、2020年7月に提供を開始した、オペレーターに代わりAIが顧客からの電話の対応をおこなうサービス。今回、同サービスに「代表電話受付パッケージ」「予約受付パッケージ」「注文受付パッケージ」の3つのサービスパッケージの提供を開始した。
「代表電話受付パッケージ」では、「AI電話自動応答」で代表電話をはじめとした受付対応を自動でおこない、テキスト化した受付内容を指定された担当者へe-mailで自動送信するサービスパッケージ。
「予約受付パッケージ」は、電話での各種予約受付の窓口対応を「AI電話自動応答」でおこない、ショートメッセージ(SMS)を経由してWeb上のスケジュール登録画面に誘導。ユーザーに希望日時を選択してもらい、予約受付を無人でおこなうサービスパッケージ。
そして「注文受付パッケージ」は、「AI電話自動応答」で通信販売をはじめとした注文受付を自動でおこなうサービスパッケージ。従来は、回線契約型の受付方式と料金体系であったが、最大100回線のベストエフォート型の受付方式と受付時間による従量制料金体系でのサービスを、4月から提供開始するという。
なお、3月5日からは、「AI電話自動応答サービス」も含めて「AIクラーク」というブランド名称にて展開をしていくとしている。