豊田通商は、ブロックチェーンを活用し船舶向け燃料や潤滑油の受発注を一元管理するクラウド「BunkerNote」(バンカーノート)を6月から提供する。

導入前/後のサービスイメージ(同社資料より)

導入前/後のサービスイメージ(同社資料より)

内航船社や燃料サプライヤー、燃料配給船社に向けて提供される「BunkerNote」は、燃料発注から納品確認、請求書発行から受領までをオンラインで処理できるクラウドサービスで、取引情報をブロックチェーンに記録することで関係者間でリアルタイムに進捗を共有できる。

船舶燃料販売の取扱量実績を誇る同社は、「BunkerNote」により、必要な書類の送付や保管、情報の整合性確認、手入力による転記などの作業が不要になることを述べている。6月からの提供を予定しており、月額有償版ほか納品実績管理機能のみに限定した無料版も提供する。