エンカレッジ・テクノロジは3月4日、内外のセキュリティリスクからシステムを守る特権ID管理ソフトウェアの次世代型製品「ESS AdminONE(イーエスエスアドミンワン)」の提供を開始すると発表した。

  • 次世代型特権ID管理ソフトウェア「ESS AdminONE」サービスイメージ

同サービスは、ゼロトラストネットワークにおける外部からのサイバー攻撃に対して特権IDを保護し、ゲートウェイ構成によるネットワーク制御や多要素認証、パスワードのランダム化など複数の防御策を設けることが可能で特権IDの保護の強化につなげる。

また、同社独自のシングルサインオン技術を適応しており、OS、ミドルウェア、クラウドサービス(IaaS、PaaS、SaaS)、ネットワーク機器、IoT機器、独自アプリケーションなど様々なシステムの特権IDを包括的に管理することが可能。

さらに、Webインターフェイスを全面的にAPIとして公開し、システム連携やRPAに対する特権IDの一時貸与などシステム運用管理の自動化の流れにも対応しているとのことだ。

なお、同サービスは、10ノードまでの定額ライセンス、一部機能限定版の「ESS AdminONE Base 10 SE」(永久ライセンス価格:123万7500円 / 年間ライセンス価格:66万円)と、120ノードまでの定額ライセンス、フル機能版の「ESS AdminONE Base 120 EE」(永久ライセンス価格:880万円 / 年間ライセンス価格:468万6千円)の2プランで提供される。