マイナビ出版は2月27日、『アルゴリズム実技検定 公式テキスト[エントリー~中級編]』を刊行した。本体価格は3,480円(384ページ)。監修はAtCoder 表取締役社長 高橋直大氏。
本書は、これからのIT人材に必修となる「アルゴリズム実技検定」初の公式テキストとなる。
アルゴリズム実技検定(PAST)とは、「アルゴリズムをデザインし、コーディングする能力」、つまり1からプログラムを作成する能力を問う、実践を想定した日本初の検定。「知識型ではない」「受験者が得意なプログラミング言語を選べる」「アルゴリズム設計力・実装力を図る」という3点の特徴により、これまで定量的に把握することが難しかったプログラミング能力を評価することが可能となった。
本書は、プログラミングの基礎知識から、各種アルゴリズムの解説、数学的な問題解決方法まで、アルゴリズム実技検定だけでなく、これからのソフトウェアエンジニアに要求される知識を丁寧に盛り込まれている。学習成果を認定レベルで確認できるため、プログラミングに携わるビジネスパーソンはもちろん、社員研修や学校教育にも適している。
監修や著者からは、「知識としてだけではなく、実際に使えるアルゴリズムを、大切なところだけじっくり丁寧に学べる本になりました。難しい、わからないと思った(つまづいた)方にもオススメです!」(高橋直大氏)、「前提知識は不要!丁寧な解説と豊富な例題で、10年使える「アルゴリズム」を手を動かして学ぼう!」(中村謙弘氏)というコメントが寄せられている。