日本マイクロソフトは2月25日、新世代Azure Stack HCIの提供を開始すると発表した。

従来のAzure Stack HCIは、Windows Serverをベースにしたソリューションとして提供してきた。今回、従来のオンプレミスの仮想基盤としての機能に、Azure Arcによる管理機能を統合するとともに、オンプレミスやエッジ環境で動作する Azureのマネージドサービス「Azure Kubernetes Service」や「Azure Arc enabled Service」を稼働する機能を追加して提供する。

新世代 Azure Stack HCI を活用することで、Microsoft Azureへの移行に加え、オンプレミスのデータセンターのモダナイゼーション、Kubernetes によるハイブリッドなDevOps基盤の導入、エッジ環境におけるインダストリーソリューションのハイブリッドクラウド化などを実現できるという。

DELL Technologies、富士通、日立製作所、Hewlett Packard Enterprise、Lenovo Enterprise Solutions、NECというOEMパートナー企業より、新世代 Azure Stack HCIを活用したソリューションが提供される。