NTTコミュニケーションズ(NTT Com)は、「Smart Go」および「SmartGo Staple」において、モバイルSuicaを利用した費用の履歴について、通勤にかかった費用とそれ以外の交通費とを判別する機能の提供を順次開始すると発表した。
「Smart Go」は、会社用のモバイルSuicaを使用し、利用履歴を自動で取得することで、電車に乗るだけで従業員の交通費精算が完了するサービス。また「SmartGo Staple」は、交通費精算の自動化に加え、経費精算の自動化も実現するサービスで、クレジットカード対応の店舗で支払いができる法人用プリペイドカードを利用することで、経費データを自動で経理システムなどに取り込むことができる。
今回の機能強化で、モバイルSuicaの利用履歴に、「通勤費」「交通費」の費目が自動で表示されるようになり、従業員が事前に登録した通勤経路情報と照合し、通勤経路に一致した場合は「通勤費」、一致しない場合は「交通費」のフラグを自動で付与する。
提供開始日は、「Smart Go」が2月24日、「SmartGo Staple」が3月8日。今回の機能追加に関しては、申し込みや追加の料金は必要ない。「Smart Go」および「SmartGo Staple」に自動で追加される。