統合エンドポイント管理とセキュリティのプラットフォームを提供するタニウムは2月18日、エンドポイント管理とセキュリティのプラットフォームをクラウドサービスで提供する「Tanium as a Service」の国内提供開始を発表した。
Tanium as a Serviceは、Amazon Web Services(AWS)上に構築されたクラウドにホストされて提供され、データ品質と配信速度を向上させる独自のアプローチである「Intelligent Edge」を搭載。管理上の問題やセキュリティ・インシデントが発生した場合にのみ、デバイスが情報を提供したり、更新を要求したりする。これにより、スピードと効率を向上させ、不要なデータの移動に伴う管理やインフラのオーバーヘッドを削減するという。エンドポイントは、エージェントを入れることで利用できる。
また、Threat Detection and Responseにより、エンドポイントへの不正アクセスやその後のアクティビティをリアルタイムで可視化し、検出する。
さらに、Proactive Endpoint Managementによって、パッチが適用されていないデスクトップやサーバを特定し、脆弱性の修正を提供する。
なお同社はこれまで、大規模エンタープライズIT環境向けサービスを提供してきたが、Tanium as a Serviceは、新たな市場として、エンドポイント数が1,000~1万のミッドマーケットを開拓していくという。
そして、今年度はグーグル、セールスフォース・ドットコムを始めとしたアライアンス・パートナーとの戦略提携を加速し、エンタープライズ・中央官庁ビジネスの深堀りするほか、新たなパートナーの開拓と中堅中小企業、地方自治体へのビジネス展開に注力するという。