ミロク情報サービス(MJS)は2月16日、中堅・中小企業向けのクラウド型ERPシステム「MJSLINK DX」を発表した。3月から販売を開始する。
「MJSLINK DX」は、財務・税務・給与・人事・販売・固定資産管理・リース管理といった業務モジュールを提供する、中堅・中小企業向けのクラウド型ERPシステム。
財務会計システムである「MJSLINK DX 財務大将」では、各種金融機関やECサイト、POSレジ、電子請求書システムなどから、API連携により取引情報データを自動で取り込むことが可能。取り込んだデータは新機能「AI仕訳」により、自動で仕訳が作成され、経理担当者の入力業務の負担を軽減。自動作成された仕訳は、仕訳の処理ミスや処理漏れなどがないか自動でチェックするシステム「MJS AI監査支援」と連携し、正確性の向上や業務効率化を支援するという。
このほか、「給与大将」「人事大将」「販売大将」「固定資産管理」「リース管理」などがあり、業務管理クラウドサービス「Edge Tracker」との連携する。
「MJSLINK DX」は、システムの利用環境に応じ、クラウド型に加えてオンプレミス型も選択可能。クラウド環境の場合は場所を問わずに利用可能となり、在宅勤務などにも対応する。
価格は、月額使用料 1万3700円(税別)~、年間使用料 16万1100円(税別)~。この価格例は、財務基本システム(スタンドアロン構成)を前提としたもので、導入支援サービスやインフラにかかる料金は含まれない。